―ケース1―
まだ幼児のとき、ペニシリン系の抗生剤で発疹がでて慌てた
お薬手帳には、これからその系統の薬剤は十分注意するよう記録することができます。たとえば、もう一度同じ系統の薬が処方された場合、薬の名前が違っていても、系統が同じであれば、薬剤師は同様の副作用がでる可能性を伝え、医師と相談して、より安全な薬にかえることができます。
―ケース2―
小学生の時、スポーツで骨折し鎮痛剤をのんだ。中学のとき花粉症を発症。
大きくなって見返すと、そこに驚くほどのあなたに関する情報が読み取れます。何月何日、先生は誰だったかまで……
―ケース3―
糖尿病の方が旅先で倒れた
これまでの治療経過、薬の種類・量も正確に伝わり、治療をより早く適切に受けることができます。このように自分の治療に必要な多くの情報を医師や薬剤師に正確に伝えることができ、リスクを回避できます。
情報をすぐに使えるかたちで
情報が溢れる現代、本当に必要な情報を、すぐに使えるかたちで持つことはとても大切なことです。是非ご理解のうえ、ご活用してください。