ロゴ イムノファーマシー相模原薬局
---
| | | |
| | | |

お薬をのみやすく

高齢の方や何かの事情で処方されたお薬がうまく飲めない、よく忘れてしまうという方は、調剤上のいろいろな工夫でかなり改善することができます。一包化パウダー化などがその例です。また、他にもゼリー状の、お薬が飲みやすくなる便利な製品があり、子供さんにも有効です。

>> 一包化とは? >> パウダー化とは?
---

一包化とは?

高齢の方や、たいへんたくさんの薬を服用していて何らかの理由できちんと服用することが難しい方は、飲むタイミングごとに、服用する薬をすべて1つの袋にパックする方法があります。

たとえば以下の薬が処方されているとします。

1日1回 朝食後
1日2回 朝・夕食後
1日3回 毎食後
1日3回 毎食前
1日1回 夕食前

のむタイミングごとに一つずつ袋にパックします

朝食前 昼食前 夕食前
朝食後 昼食後 夕食後

これを次のように分包します。

服用する順番に一回分ずつ分包することもできます。

このようにして、「のみ忘れ」や「のみまちがい」を防ぎます。日付けを入れるとさらに飲み忘れを防ぐことができます。

また、家庭内・施設内で誤って他の人の薬を服用しないよう、名前も記入します。

正確にお薬を飲むことに不安がある場合は、まず医師や薬剤師にご相談ください。

△このページの一番上へ
---

パウダー化とは?

錠剤やカプセルなど飲み込むことが大変困難な方は、できるだけ散薬で調剤しますが、散薬がない場合もあります。そんな場合は錠剤をつぶしたり、カプセルを開けてすべて粉薬にすることも可能です。

ただし、吸湿性や腸で溶けるよう工夫されたもの、溶ける速度を調節する工夫がされたもの、他のものと混ぜると変化するものなど粉薬に出来ない場合もありますので、医師や薬剤師に相談してください。

△このページの一番上へ